コウモリガサが強風で破れてしまった・・という話じゃないんです。
ヤブレガサという名の野草があるのです。
今樹木の繁った薄暗い山に入ると、こんな植物が目につきます。
地面から花のてっぺんまでの高さがおよそ70~80cm。
小さいうちはニリンソウかと思っていましたが、ぐんぐんと大きくなってこうなるとニリンソウなんていう可愛いものじゃない。
調べると、あ、アレがこうなったのだ、とフーン。
アレとはこれです。
名前は一度聞いただけで印象に残っていたので実物を見たときに、知らずともピンと来たのです。
若い時のヤブレガサは気味の悪い格好なのですが、この形が傘をすぼめた時の形に似ているのでこの名前がついたようです。
私はこれを見て、「破れ傘」というよりも「ゲゲゲの鬼太郎」にでも出てきそうな「お化け傘」を想像しました。
山育ちの私は山菜はいろいろ見たり食べたりしてきたのですが、これは知りませんでした。
初めて聞いたのは義母の口から。
この義母も山菜を摘むのが好きで、都会育ちの人なのに野草については実によく知っていました。
欲と二人連れなので、なんていって笑っていましたが。
あ、ここではあまり関係の無い話ですね。
ヤブレガサの名を教えてくれた時のシーンまでなぜか覚えれいるので、つい、口先からこぼれました。
話を元に戻しましょう。
見た目は悪いのですが、これを天ぷらにすると美味しいのです。
初めて食べたのは昨年の春、旅行先の甲府の居酒屋で。
「山菜のてんぷら」のメニューの中にありました。
特徴的な味ではなかった、と記憶してますが山菜にしてはクセが無く、美味しかったのです。
その居酒屋の雰囲気が良かったので、そう感じたのかも知れませんが。
その後、家の周りの山にも沢山あることに気付いたのですが、ヤブレガサであることに確信がなく、まだ自分で摘んで食べてはいないのです。
来年は食べたいもの、と思っています。
もう一つ、これはいけるという山菜を再発見しました。
どうっていうことの無いフキです。
今までこれは早春の細く柔らかいものだけを摘んで食べていました。
これはこれで美味しいのですが
最近になって、大きく硬くなった夏のフキの皮を剥いて煮てみたら、早春のものとはまた違った美味しさです。
一本一本皮を(スジを?)取らなくてはいけないのですが、一本が太いので数は多くは要りません。
山菜はあまり得意でない半漁くんが好んで食べてくれるので、そうなると皮むきも苦にならないのです。
ダシを効かせてさっと煮るとフキの風味とシャキシャキとした歯応えが何とも言えません。
フキの緑色も残ってきれいです。
そして何よりお金がかからずに喜ばれるのですから、これは使わない手はない。
山菜摘みっていうのはクマなどに襲われる危険をおかしたり、山の中で迷子になるくらいのめりこんで病み付きになる人があるくらい、なるほど知れば知るほどに面白くなるものですねぇ。


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