2014/10/04

里芋にひび割れ 水不足だった?

10月に入ったというのにやたら暑い毎日です。
一旦秋もの衣類を出したものの着られず、まだ夏姿のまま。

明日は台風襲来の予定。
この台風が去れば・・と前回も前々回も家で話していたものです。

秋を連れて来るかどうかは別として、今回の18号は何か被害が出そうな予想コースです。
今日から畑と家の周りの対策をしましょう、できる限りの。


暑いのですが、作物はそれなりに出来上がってきます。

里芋の試し堀りをしました。



 
株の大きさはまぁまぁ。
芋から新芽が出ていますが、これは放っておいたら芋の栄養分が抜けるのでは?
じゃぁ、もう収穫時ということかな・・・

掘り上げた株から数個を外して土を落としてみると


大き目のほとんどの芋に縦のひび割れがいっぱい。

とりあえずその部分を除去して煮てみました。
味に異常はありませんでした。
が、調理手間が半端じゃない。

サトイモはそうでなくても皮剥きが大変なのに、傷口を何箇所もえぐり取らなくてはならないのです。
傷の場所が場所なので、大きく切って捨てたら残りは半分以下になってしまいます。

深めにえぐり取って、輪切りにしたら花型になり、これも使えるかと。
ちょっと余裕の冗談です。


でも結果なので受け入れるしかないのですが、なぜこんな芋になったのか?


少し考えると思い当たるフシがあります。
お盆過ぎ頃だったか、葉が萎れかけて外側の葉の一部は枯れてきていました。

あ、水が足りない!と急いでバケツで何杯もの水を遣ると、翌日はピンとしました。
もちろん枯れてしまった葉は戻りませんが。

水不足が原因で縦割れの傷ができたのでは、との推測で調べるとどうも当たりのようです。

今年当地では雨がとても少なかったのです。
西日本や北日本では何度も豪雨にさらされ大変だったようですが、この辺りは予報で降るといわれても結局スカされカラカラの夏でしたから。

サトイモは元々水を欲しがるものですから、こんな天候ではいいものができようがないでしょう。
理屈をわかっていながら対処できなかったのは農場主による「人災」というソシリを免れません。

他人事のように言えば、「まぁ苦労して調理するんですね、食味に問題はないのだから」。
来年からはこの経験が生かせるといいけど・・






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