「地上の星」は中島みゆきの歌ですが、地上の芋・・・?
なんだろ、これは?
アンデスレッドという種類なので、芋の肌は紫色。
その芋が地上の茎からニョッキリ。
そしてその芋から更に芽が出ています。
何、これ?
ムカゴかな?
他のもう一株も。
これはデジマという秋植え用の芋。
茎は倒れて、地際に緑色の芋が・・
やはり芽が出ています。
この株はやがて地際から切れて死んでしまいました。
地中を掘ってみましたが、何もありませんでした。
花が着く位置にトマトのような実が付くことはあります。それは正常な現象らしいのですが、これは聞いたことも見たこともありません。
ネットでもちょっと見つかりませんでしたが、ようやく「あ、これだ」という書き込みが見つかりました。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20080611000338
四国新聞の記事のようでした。
・・・北海道立北見農業試験場によると、茎の異常で行き場を失ったデンプンが地上の茎にたまる現象はまれにあるという。ただし、「青々としているのは、光を浴びてソラニン(毒素の1種)を含んでいる証拠。決して食べないように」と警告も忘れなかった。・・・
アンデスレッドの方も、切れてはいませんが倒れています。
芋なのかどうかの確認のために、食べてみようと思っていた矢先でした。
突然変異ではなく科学で説明できる自然現象のようです。
倒れたことが原因で栄養分の流れが変わってしまったのでは、と。
「自然は科学」ということなんですねぇ。
いずれにしてもとても珍現象のようです。
芋の収穫にはなりませんが、珍体験をしました。
伊豆で半農半漁的田舎暮らし 《半農編》
かつて戸田村といわれた地方の隅っこに、あえて望んで住み着きました。自然がいっぱいのとても不便なところです。 人生もはや晩年と言われるところまできていますが、田舎暮らしはここに始まったことではないので、これまでの豊富な(?)経験を活かしながら、楽しみをプラスして、海を眺めながら土と戯れて、不便さをも楽しんでどこまでできるか・・・有りのままを発信していきます。
2014/11/13
白菜収穫 条件の良い場所での出来
3種類作ったうちの一つで「黄ごころ85」。
防風(兼防虫)箱の中でなから良い成績で育っています。
8月19日に種を蒔き、9月8日にここに植えて85日。
説明によると収穫まで85日とあるので、カバーを開けて上のほうを触ってみました。
個々に若干の差があるように感じましたが、大体しっかりと締まっています。
(写真の左から3個目は不合格)
一番硬く感じられる株を収穫しました。
手にずっしりときました。
ちょっとニンマリ。
硬い外葉を捨てて可食部を計りに乗せました。
れ、れっ。
以外に軽い・・・
上手にできれば4kgくらいになるようなので、少々期待外れ。
でもとりあえずここまでくればOK。
害虫が一番活発な時期の栽培で、防虫をも兼ねた箱の中とはいえ小さな虫が入り込む隙間はいっぱいなので、殺虫剤、殺菌剤は10月末まで都合7回に及びました。
それでも外側の葉には穴が多数。
これは秋に入ってからのバッタの仲間が主な原因でなないかと。
収穫時には捨てる外葉は、どうぞ食べて下さいと放任し、芯部が食害されなければ問題なしです。
中はバッチリでした。
この6株は日当たり良好の場所です。
同じ苗を半日陰で育てたものは、まだフカフカしています。
別種類ですが、北向きの畑に植えたものは葉の数が半数以下。多分結果はミニハクサイの
大きさにもならないでしょう。
白菜は低温で育つ野菜ですが、日照は必要なんですね。
収穫した白菜の芯に近い黄色く柔らかな葉を、生で食べてみました。
キャベツとはまた違った味と歯応えで、これはこれでいいものです。
これからどんどん収穫出来ます。
半漁くんが「今夜はナベかな?」と毎日期待しますが、まだ気温が高くて調理人が同意してくれません。
昨日から西風が吹き始めました。
ナベが美味しくなるのももうすぐでしょうね。
豚肉が高いから、今年のナベは一ひねり必要かな。
防風(兼防虫)箱の中でなから良い成績で育っています。
8月19日に種を蒔き、9月8日にここに植えて85日。
説明によると収穫まで85日とあるので、カバーを開けて上のほうを触ってみました。
個々に若干の差があるように感じましたが、大体しっかりと締まっています。
(写真の左から3個目は不合格)
一番硬く感じられる株を収穫しました。
手にずっしりときました。
ちょっとニンマリ。
硬い外葉を捨てて可食部を計りに乗せました。
れ、れっ。
以外に軽い・・・
上手にできれば4kgくらいになるようなので、少々期待外れ。
でもとりあえずここまでくればOK。
害虫が一番活発な時期の栽培で、防虫をも兼ねた箱の中とはいえ小さな虫が入り込む隙間はいっぱいなので、殺虫剤、殺菌剤は10月末まで都合7回に及びました。
それでも外側の葉には穴が多数。
これは秋に入ってからのバッタの仲間が主な原因でなないかと。
収穫時には捨てる外葉は、どうぞ食べて下さいと放任し、芯部が食害されなければ問題なしです。
中はバッチリでした。
この6株は日当たり良好の場所です。
同じ苗を半日陰で育てたものは、まだフカフカしています。
別種類ですが、北向きの畑に植えたものは葉の数が半数以下。多分結果はミニハクサイの
大きさにもならないでしょう。
白菜は低温で育つ野菜ですが、日照は必要なんですね。
収穫した白菜の芯に近い黄色く柔らかな葉を、生で食べてみました。
キャベツとはまた違った味と歯応えで、これはこれでいいものです。
これからどんどん収穫出来ます。
半漁くんが「今夜はナベかな?」と毎日期待しますが、まだ気温が高くて調理人が同意してくれません。
昨日から西風が吹き始めました。
ナベが美味しくなるのももうすぐでしょうね。
豚肉が高いから、今年のナベは一ひねり必要かな。
2014/11/11
今年の早生大根 芯の近くに傷み
8月下旬に種を蒔いて収穫が始まった今年の大根。
〈かわいい大根〉という名のミニ種
播種から60日、袋の説明にあるように出来上がっています。
といいたいところですが、切ってみると
〈かわいい大根〉という名のミニ種
播種から60日、袋の説明にあるように出来上がっています。
といいたいところですが、切ってみると
続いて収穫したのは聖護院大根
やはり播種から60日。試しに抜いてみたものですが、まだ十分な大きさには育っていません。
でも・・芯の近くはやはり茶色く傷みが入っていました。
がっかりで、写真に残す気力が失せました。
味は
〈かわいい大根〉は水分が少ないと感じ、半漁くんに言わせると苦味がある、と。
苦味は大根だから多少は・・ね。
聖護院は味に問題はなく思いましたが、直径9cmほどの大根の芯の周りの傷みを取ったら、意図せずに「拍子木」切りしたような形になってしまいました。
煮方によってはこれでもいいのですが。。。
普通の大根(大蔵だいこん)も試し取りしてきましたが、包丁を入れるのがちょっと怖いのです。
今年の秋物の成績は、全体に振るいません。
ダイコンがこんな状況、サトイモも株が小さく芋に深いミゾができている、ジャガイモは半分が消滅。
土に原因があるのか、気候に因るのか、管理の仕方なのか・・
春、夏に比べたら結構難しい。
2014/10/18
秋じゃが不調
秋植えのじゃが芋というのを試しています。
品種は高価なデジマと有り合わせのアンデスで。
どちらも発芽率がイマイチで、特にアンデスは5~6割くらいでした。
それがここにきて又3本も急にダウン。
植付け後凡そ40日で草丈も40cmほどまでできていたのですが・・青枯れ病でしょうか?
この種は食用の残りの有り合わせだったので、やはり種は種として販売されているものじゃなくちゃ旨くいきません。春の芋の時にもそうだったのに、つい又ケチの性分が出ました。
ちょっと試してみようという軽い気持ちでしたが、返って高上がりになりました。
今年の冬は久しぶりに市販品に頼ることになりそう。
野菜も値上がりしている昨今、悔しい!
品種は高価なデジマと有り合わせのアンデスで。
どちらも発芽率がイマイチで、特にアンデスは5~6割くらいでした。
それがここにきて又3本も急にダウン。
植付け後凡そ40日で草丈も40cmほどまでできていたのですが・・青枯れ病でしょうか?
この種は食用の残りの有り合わせだったので、やはり種は種として販売されているものじゃなくちゃ旨くいきません。春の芋の時にもそうだったのに、つい又ケチの性分が出ました。
ちょっと試してみようという軽い気持ちでしたが、返って高上がりになりました。
今年の冬は久しぶりに市販品に頼ることになりそう。
野菜も値上がりしている昨今、悔しい!
2014/10/11
トウガラシの鮮やかな赤
何年ぶりかでトウガラシ(タカノツメ)を作りました。
1本の木にぎっしりです。
つんつんと天を仰いで元気いっぱです。
まだ白い花も咲いています。
青い実もいっぱい。
赤い実がきれいです。
一足早い畑の紅葉のようです。
カプサイシンの赤だと思っていましたが、この赤い色はカロチノイドだそうです。
赤くなる前の緑色のトウガラシも同じように辛いですから、カプサイシンが赤いわけじゃないいんですね。
トウガラシは料理によく使います。
今はここから直接もぎとって、青い時から使っています。
保存用には、吊るして乾燥させようと思っています。
でも、こんなには・・・。
似た形で辛くないのがシシトウ。
こちらもよくできます。
1本の木でも二人では食べきれません。
残念ながら主食にはならないので。
どちら様もご同様と見え、出盛りには知り合いの間を飛び交います。
強制的に終了させない限り、このまま12月中頃まで成り続けます。
息の長い野菜です。
トウガラシは乾燥に成功したらあと2~3年は栽培の必要がないでしょう。
効率の良い、優等生です。
1本の木にぎっしりです。
つんつんと天を仰いで元気いっぱです。
まだ白い花も咲いています。
青い実もいっぱい。
赤い実がきれいです。
一足早い畑の紅葉のようです。
カプサイシンの赤だと思っていましたが、この赤い色はカロチノイドだそうです。
赤くなる前の緑色のトウガラシも同じように辛いですから、カプサイシンが赤いわけじゃないいんですね。
トウガラシは料理によく使います。
今はここから直接もぎとって、青い時から使っています。
保存用には、吊るして乾燥させようと思っています。
でも、こんなには・・・。
似た形で辛くないのがシシトウ。
こちらもよくできます。
1本の木でも二人では食べきれません。
残念ながら主食にはならないので。
どちら様もご同様と見え、出盛りには知り合いの間を飛び交います。
強制的に終了させない限り、このまま12月中頃まで成り続けます。
息の長い野菜です。
トウガラシは乾燥に成功したらあと2~3年は栽培の必要がないでしょう。
効率の良い、優等生です。
2014/10/09
防虫ネットを過信してはならない
ニミ白菜を収穫しました。
みごとに失敗です。
先月末に1株抜いてみると、球の上部がひどい状態でした。
遠目には外葉は立派だったので驚きです。
ちょっとやる気をなくしました。
ナスやピーマン、インゲンなどの夏野菜に飽きて、気持ちも立て直し、再び白菜の収穫に挑みました・・表現がちょっとオーバー
やはり、こんな状態でした。
7月末に蒔いてすでに70日。
採り時を過ぎて腐りかけたかのようにも見えます。
割ってみると
虫害は主に頂部で、中は異常ありません。
夏の間は健全に育っていたのが、収穫時期に近づいてから被害が出たように見えます。
外葉を外していくと、いました。
犯人の家族です。
「家族」と言ったのは、後でもっとグロテスクな親族と思わしき生き物にも遭遇したのです。
最初から防虫ネットを張っていました。
ネットを通して監視している分には異常を発見できませんでした。
いえ、違う。
発見すべくちゃんと見ていなかった、のです。
ネットで防除しているのだから、と安心していました。
当然ながら殺虫剤は一度も使用せず。
春につくったミニハクサイは良くできたので、気を抜いてしまいました。
防虫用のネットを過信しました。
結果を見て反省しますが、春の環境と初秋のそれとは全然違うのです。
いつまでバカをやってるのかという声が聞こえそうです。
虫喰いの汚い部分を取って小さくなったけれど、やはり自家製のサトイモと一緒にミルク煮にしました。ようやく秋のメニューになりました。
即席の塩漬けも仕込み中です。
店頭では一個300円~400円(こんな粗末品ではないですが)。
十分ではないのですが自家製だからこの時期でも食べられる、と思えば元気になれます。
みごとに失敗です。
先月末に1株抜いてみると、球の上部がひどい状態でした。
遠目には外葉は立派だったので驚きです。
ちょっとやる気をなくしました。
ナスやピーマン、インゲンなどの夏野菜に飽きて、気持ちも立て直し、再び白菜の収穫に挑みました・・表現がちょっとオーバー
やはり、こんな状態でした。
↑これは良い部類で
ひどいものは↓
7月末に蒔いてすでに70日。
採り時を過ぎて腐りかけたかのようにも見えます。
割ってみると
虫害は主に頂部で、中は異常ありません。
夏の間は健全に育っていたのが、収穫時期に近づいてから被害が出たように見えます。
外葉を外していくと、いました。
犯人の家族です。
「家族」と言ったのは、後でもっとグロテスクな親族と思わしき生き物にも遭遇したのです。
最初から防虫ネットを張っていました。
ネットを通して監視している分には異常を発見できませんでした。
いえ、違う。
発見すべくちゃんと見ていなかった、のです。
ネットで防除しているのだから、と安心していました。
当然ながら殺虫剤は一度も使用せず。
春につくったミニハクサイは良くできたので、気を抜いてしまいました。
防虫用のネットを過信しました。
結果を見て反省しますが、春の環境と初秋のそれとは全然違うのです。
いつまでバカをやってるのかという声が聞こえそうです。
虫喰いの汚い部分を取って小さくなったけれど、やはり自家製のサトイモと一緒にミルク煮にしました。ようやく秋のメニューになりました。
即席の塩漬けも仕込み中です。
店頭では一個300円~400円(こんな粗末品ではないですが)。
十分ではないのですが自家製だからこの時期でも食べられる、と思えば元気になれます。
2014/10/07
台風18号 ショウガ受難か幸いか
台風18号は浜松市に上陸、時速65kmで静岡県を横切り関東南部を突っ切って行きました。
我が家の3~4km北側を一瞬のうちに通過したみたいです。
前夜から台風の影響による強い風は吹いていたので、その間のどこかでやられたのでしょうか
収穫を目の前にしたショウガが一部ひき抜かれました。
ここが特に風が強かったのか、この部分の根が浅かったのか・・・
土を落としてしまいましたが、こんな生姜ができていました。
もう掘り時です。小生姜のようです。
だから、受難というより「ちょっと楽しちゃった」と言うべきでしょうか。
今年はポリフィルムでマルティングして発芽から生育までを管理しました。
思い入れがあったので、まずい!と思ったのですが時期的に害にはならずに済みました。
ショウガって根が浅いですね。
それから、土に深く入って踏ん張っている根の量がとても少ないように見えます。
強引に引き抜かれたから地際で切れちゃったかもしれないけど。
県内あちこちで被害が出ているようで喜んではいられませんが、幸いにも我が家は被害らしいこともなく先ずは安堵。
被害に会わぬよう考えられる限りの策はとりました。
我が家の3~4km北側を一瞬のうちに通過したみたいです。
前夜から台風の影響による強い風は吹いていたので、その間のどこかでやられたのでしょうか
収穫を目の前にしたショウガが一部ひき抜かれました。
土を落としてしまいましたが、こんな生姜ができていました。
もう掘り時です。小生姜のようです。
だから、受難というより「ちょっと楽しちゃった」と言うべきでしょうか。
今年はポリフィルムでマルティングして発芽から生育までを管理しました。
思い入れがあったので、まずい!と思ったのですが時期的に害にはならずに済みました。
ショウガって根が浅いですね。
それから、土に深く入って踏ん張っている根の量がとても少ないように見えます。
強引に引き抜かれたから地際で切れちゃったかもしれないけど。
県内あちこちで被害が出ているようで喜んではいられませんが、幸いにも我が家は被害らしいこともなく先ずは安堵。
被害に会わぬよう考えられる限りの策はとりました。
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