またもキャベツネタです。
6月中旬に種を蒔いた「F1緑兵衛」。中央が盛り上がったボール状のキャベツです。
箱の中で育て、虫害は免れたのですが真夏に障害発生。
3株が葉の縁が線状に枯れ、ひとつはそこから腐敗が進行。
カルシュウム不足による生理障害かと、すぐに根のまわりに石灰を鋤きこんで・・・。
腐敗がはじまった株は助からなかったのですが、他の2株は症状が止まりました。
その後症状は広がらなかったものの、なかなか大きくならずに10月末には表面に裂果が始まりました。
収穫時期を過ぎたようなので、しぶしぶ収穫しました。
2つとも600gちょっとの極小玉。
葉が大きくはならなかったのですが、しっかりと締まっていて縁の変色現象は中に及んでいなく、細かな千切りもできました。
味も大丈夫でした。
苦土石灰を追加したことで症状が止まったということは、植え付け当初の石灰の量が足りなかったのでしょうか。いつも計って使っているのじゃないので、いい加減です。
師匠の匠から、一般的には「霜が降りた程度」と言われ、こんなもんかな?と目分量でした。
「霜が降りた程度」といっても、うっすらの霜もあればしっかりと厚い霜もあるし。
もうちょっと科学的にやらないといけないかな。
いずれにしても、生育途中での障害(虫害でも、病気でも)に会うといいものはできません。
健康で育つとマニュアル通りの期間で立派なものが育ちます。
土作りはしっかり、虫は小苗のときからよく見る、病気は早めに予防を原則として、手抜きをしないことデス。
この1月後、さらに1月後と続けて育てたキャベツは、どちらも播種後ちょうど3ヶ月できれいに出来上がりました。
こうなると気分は上々ですが、収穫が重なり食べ切れません。実に贅沢な悩みです。
0 件のコメント:
コメントを投稿