2013/06/07

「タマネギのトウ」と「ニンニクの芽」

日々、次から次へと様々な変化があり、忘れまいとメモをするのですが、それをまとめてブログとして載せることを忘れます。
以下もだいぶ以前にメモしておいたもの。




タマネギとニンニクをほぼ同時に収穫しましたが、今年はどうしたわけかどちらもトウ立ちの比率が高かったのです。

ニンニクのトウは、「ニンニクの芽」として売られていますが、正式には「茎にんにく」で、産地の中国ではそれ用に栽培されていると言われるくらい美味しく食べられるのですが、タマネギのトウはネギボウズになってしまい硬くて食べられそうにありません。

トウが立ったタマネギは、首の部分ばかりが太り、球が太りません。
左がトウ立ちしたタマネギ 右は正常のタマネギ


トウ立ちしたタマネギと普通にできたタマネギ、それにニンニクの断面を比べてみました。


タマネギのトウの球に近い部分は、包丁の刃がやっと入るほど硬くなっています。

この写真ではよくわかりませんが、正常なタマネギは鱗片が何枚も重なってできていますが、トウ立ちした方の鱗片は2枚だけです。
いつのまにか鱗片がトウに変化してしまったようです。

ニンニクの茎は、下の方はやはり硬くなっていますが、鱗片のできには全く影響していません。

タマネギもニンニクもどちらもユリ科のネギ属。
どこで何がどう変化してこうなるのでしょう。

別にその仕組みが解ったからと言ってどうこうしようというつもりは毛頭ありませんが、私の中の自然界の不思議であり、いつか解りたいナと思う一つです。

今年の気候は、3月に平均以上に気温が上がり4月は逆に寒い日が多かったです。
こんなこともトウ立ちした原因になっているのかも知れないと思うのです。

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