4月中旬に蒔いた小かぶの収穫が終ります。
発芽後ひと月くらいから間引きを食べ始めておよそ2週間、短期決戦でした。
一生懸命手でカブラハバチを捕殺し続けて、何とか最後まで漕ぎつけました。
捜査の目から逃れてまだ居るカブラハバチの幼虫は、丸まると太ってずいぶん大きくなったこと。
最後には葉が穴だらけになりましたが、蕪そのものは柔らかく美味しく食べることができたのです。
短期間でしたが、最後まで食べられる状態にもっていけたのは初めてのことです。
今までの栽培の仕方とどこが違ったのか・・
大きく違うのは、発芽から収穫までの日数。
今回は
発芽から収穫開始まで35日
今までは42日以上かかりました。
ぐずぐずしている間に虫に喰われて葉が穴だらけになり、生長が止まってトウが立ち硬くなる、ということのようです。
すっすっと育ったことが上手くできた原因では、と考えられます。
根菜と思わず葉物野菜と思えば、なるほどです。
では、早く育った原因?は、と考えると
今までは肥料らしきものは、8-8-8の化成肥料だけでした。
今回は元肥として、自家製のボカシを入れています。
追肥は2回で、これは化成を使用してます。
その時の気候条件もあるのでしょうが、それは私にはどうしようもありません。
それを除いて記録を見ると、上のようなことがわかりました。
記録から見えてくる違いは、こんなふうでした。
それから、間引きの仕方にも結果の違いが出たのかもしれません。
カブが大きくなり始めてから、思い切ってかなり強く間引きをしました。
成熟した時にカブとカブの肩が触れないくらいに。
もっと早くから強い間引きをしていたら、もっと早く大きくなったかもしれません。
種を蒔く時に、条蒔きせずに点蒔きをすれば、間引きでの”もったいない”感がぐっと減らせるとも思うのです。この次は点蒔きでやってみよう。
春の播種適期は3~4月となっていますから、3月に1回蒔いていればもっと収穫できたかと、また欲が出ますが、3月に発芽させるのは難しい。
秋の播種適期は9-10月ですが、早めに蒔くと発芽と同時に虫が来る。
遅くすると生長に時間がかかり、いいものができにくい。
ーーと、春とは気温の動きも違うので、これまた難しいかな。
柔らかくおいしい小かぶを、しっかり堪能できた嬉しい記録です。
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