寒季は乾季でもあります。
低温と乾燥を利用して、野菜や果物を自然乾燥させて保存するのは古来からの習いです。
・・なんて大仰な言い方をするほどでもないのですが、私もダイコンと柿を干しています。
ダイコンは、干し始めてから半月でこんなに痩せました。
シワだらけですが、まだフニャフニャです。
カチンコチンになるまで乾燥させなくては、うまく保存できません。
半割で中途半端に干した状態で室内(冷蔵庫より低温と思われるところ)に放っておいたら
見事にカビが生えました。
だから、戻すのに少々時間がかかっても完璧に乾燥させなくてはダメなのです!
こちらは年末に吊るした渋柿です。
いい具合に水分が抜けて、シワシワのフニャフニャです。
何だか私の将来を見ているような気がします (ーー;)
・・水を飲まなくちゃ・・蛇足
暖地で作る干し柿は、粉が噴くようにはならないと聞きました。
全体が黒くなって表面に小麦粉をまぶしたようになりはならないということのようです。
試食してみたところ、まだ芯のところが乾いていません。
もう少しです。
試食しながら干しているうちに完成まで行かずに無くなってしまいそう。
この柿は、プロの柿畑から頂いてきた「四つ溝」という品種の渋柿です。
干した数は極わずかですが、湯抜きした柿を沢山食べました。
柿ってこんなに甘いものなんだねェ~、とは半漁クンと共通の感想。
たまたま解ったのですが、もいで放置してジュクジュクにした渋柿はシブが残ってしまいます。
ジュクジュクじゃなくてフニャフニャにしなくては甘くならないようです。
この冬は柿を満喫させてもらい、わが家の柿(植えつけて2年)の実りはいつになるのか、当てにはならなくても(?)楽しみになりました。
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