9月の台風が去るまでは気温が高く、外で作業をするのはせいぜい夕方の2時間くらい。
外に出られないのをいいことに、昼食後はいつもオヒルネという甘い誘惑に抗しきれず、そこで時間が徒に過ぎます。
それなのに夜は夜で早く横になるので、たった2時間の作業記録をupすることもできないのです。
要するにトシ、なんですね。
虫害、風、季節変わり・・のせいなんかじゃなくて。
数日前から涼しくなって、ようやく「やる気」が出てきました。
ポット苗のままになっていたハクサイとカリフラワーを10/4に定植し、根が落ち着くのを待ちながらその間に防虫剤を撒いたり、軽く追肥をしたりして、ようやく昨日(10/9)防虫ネットのトンネル掛けをしました。
手順を記録しておきます。
凡そ5メートルの畝に50~60cmの間隔でトンネル支柱を立て、端の1本は斜めに倒して立てました。
畝の両端にクイを斜めに差しておきます。
そうしたら麻紐をクイからクイまで、支柱の中央を通しながら渡します。
紐は支柱に1回くるりと通しながら掛けていきます。
こうすることで支柱の安定を図るのかと思われます。
軽いネット(今回は防虫ネット)を被せる場合はこの紐はなくてもいいようですが、より強固になればと思い張ることにしました。
ネットの長さが足りるかどうか分らないので、片方の端の固定は後にします。
で、紐の端を宙ぶらりんのままで、支柱の上にネットを被せ紐を固定させたクイに端を結び付けます。ネットの長さに余裕がなかったのでちょっと苦戦。
この時もう一人いて、紐の端を持っていてもらうと作業がより楽になりますが、今回は一人でなんとかクリア。
反対側からネットを軽く引っぱりながら張っていき、支柱の数と位置の微調整をし、ネットの端をもう一方のクイに結び付けました。
今回の場合、結果として苗が4本はみ出しました(泣)
仕方がないので、ネット内と外との違いをみる材料にすることに。
そして、ネットのサイドの始末として土を掛けたのですが、これが畝間の固くしまった土を削っての作業で、覚悟はしていましたがやはり大仕事でした(汗)
長い鉄パイプのようなもので押さえると一番都合がいいと思うのですが、 簡単には手に入らないのでそこにある土にしました。
そして出来たのがこれです。
こうしておけば強風が吹いてもネットだけが剥がされることはないでしょう。
これで完成!
果たして防虫効果はでるだろうか。
風は大丈夫だろうか?
それにしても、収穫までこのままで行けるわけがなく、何回かはネットをまくり上げて肥料や薬の散布をする必要があるけれど、その後上手く元に戻せるのだろうか?
(ネットの上から薬剤や水を撒くという人もいますが、噴霧した水溶液がネットに当たって大きな水滴となって垂れてしまうので、いかがなものか)
他人の作り方を見聞きして、ネット被覆での防虫が最良のように思いました。
自分でも防虫箱でキャベツを栽培して、何も被うことなく栽培したものとの著しい差を見て、何とかして虫を寄せ付けない方法での防虫対策をしたいとずっと思っています。
トンネル作りは初めてです。
強い風でネットが飛ばされてしまう可能性が高いからと、今までは及び腰でした。
インターネット情報を頼りに、基本に忠実に施工しただけなので、これでここの強風に耐えられるかどうかはまだ分りません。
でも、形になったことでひとまずホッとしています。
理屈だけではなく、やってみなければ納得して先に進めないのが私の悪い癖です。
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