2012/09/12

にんじん発芽 蒔き方と適期

9/3に蒔いたニンジンが10日に芽を出しました。


発芽率がもう一つなのですが、今度はちゃんと育って欲しい。

{A}8月初旬に蒔いたものは芽は出たもののすぐに消滅してしまいました。
{B}6月に蒔いたものはいつまで待っても根が太らず、表面がゴツゴツしている。


春先に蒔いて上手く育てられた1回の経験から、にんじんは芽が出れば育つものと軽く考えていたので、ここでハタと立ち往生です。

改めて栽培方法をよく読み込んでみると
「夏蒔きは地温30度までは発芽する。生育温度は21度まで」というのは30度の地温で芽は出るものの生育はしないということ。

そして更に詳しい情報も見つかりました。
「生育温度は18~21℃でこれより高温になると根の肥大が悪くなり・・表皮が粗く」なるとのこと。

このページが参考になりました。
http://www.takii.co.jp/tsk/hinmoku_idx.html



この説明で{A}の原因は何とか発芽はしたけれど暑すぎて生きていられなかったのであり、{B}の原因はやはり気温、ということになりそうです。


今年の9月12日の西伊豆では、日の当たる場所の最高地温(この頃は気温=地温と思っていい状況)はまだ30℃を超えている。やっと芽が出でも発芽率は良くは無いのでしょう。

芽が出たらのだから気温を下げてやらなくては、また枯れてしまう。
そうだ、遮光。
黒い寒冷紗でどのくらい温度が下がるものかは分からないけれど、これを使ってみましょう。
8月初旬じゃ寒冷紗程度じゃ効き目が無いかもしれないけれど、今なら効果があるかも知れない。

そして根が太るのは播種後60日頃から110日くらいまでだというと、6月に蒔くと一番気温の高い時期に当たっている。元肥不足との心当たりもあったのですが、この説明で大方納得です。
要は時期が悪かった、ということになりましょう。

にんじんは
種蒔きの仕方・・土を厚く掛けない、土を乾かさない
播種の時期を選ぶ・・真夏は向かない

これをしっかり頭に入れて、今後またやってみましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿