2011/02/10

伊豆の温泉-駒の湯の〈ぬる湯〉


このところキコリ生活に精を出している半漁クンですが、短時間とはいえ一週間も休まずに続けるとさすがに疲れが貯まった様子。

「温泉に浸かりたいなぁ」と言い出したので、私も疲れたことにして、実行しました。
といっても「日帰り温泉」です。


いつも定休日であることを二人とも忘れている水曜日が翌日だったので、急いで場所探し。
1時間くらいで行かれて、掛け流しで、料金があまり高くなくて、休憩室がある、という条件で探しました。

ネット検索のスキルは自慢できない私ですが、「使ったことは無くても、そこに行ったことがあって、施設の概観や周りの環境が分かる」ことも含めて探し、函南町の端っこにある「駒の湯 源泉荘http://www.komanoyu.jp/index.htm」にたどり着きました。

当日は久~しぶりの雨だったので外仕事の休みにはちょうど良い。
途中でJA伊豆の国の農産品直売所を覗き、11時過ぎに目的地に到着。
駐車場にはもう車がいっぱい。
殆んどが地元ナンバー。

フロントの前には付近の農家で取れた野菜が100円、150円の値をつけて置いてありました。
ちょっと雑然とした廊下を抜けて休憩室へ。
浴衣に着替えて、早速お風呂へ。

先ずは内風呂。
先客は4~5人、浴槽が4つに区切られていて、入りやすい。

なんと言っても『280リットル/分』が素晴らしい!
当然、源泉の掛け流しです。
浴槽の淵からジャバジャバと流れだす温泉・・・おぉ、もったいない。

いつか行った箱根のある温泉では、「掛け流し」と謳っても、5リットル/分でした。
これじゃぁ現実は掛け流しになんかできないでしょう。

それにここは湯の温度が低いので長湯ができるのです。
熱めだとのぼせてしまってゆっくり入っていられませんから、これも私には嬉しい。
普通の温度の浴槽もあるのですが、露天の薬草風呂などは初めに足を入れた時には「冷たい」と感じたほど。
それが浸かっていると体温よりちょっと高いくらいになり、気持ちよくいつまでも居られます。
この時女湯には数人だけでしたが、見ていると浴槽の中で眠っているような様子で、長時間浸かっているらしい方もいました。
泉質は「弱アルカリ」で、湯の中で肌を触ると優しいヌルヌル感。

露天風呂は、宿の建物から続いてはいてもヒノキ林の中。
囲いはありましたが、湯に浸かりながら森林浴をしているような、ヒノキの香りがしてきそうな気分でした。

内風呂と露天風呂との間を行き来する時は、服なり浴衣なりを身にまとわなくてはならないのがちょっと難ありでしたが。

この日の薬草風呂は女湯はヨモギ(蓬)風呂、男湯はキク風呂でした。
キク(菊)に薬効があるとは知りませんでした。

建物も設備も決して立派ではありませんが、低料金で、べたべたと余計なサービスが無いのも使い心地の良さにプラスでした。

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