2010/10/09

犯人は・・シンクイムシ

種を何度蒔き直したか、もう忘れました。
愚かな行動を繰り返していたのですー反省

ハクサイやダイコンが発芽はしても育たないことで、先ず疑ったのはヨトウムシでした。
夜中の見回りまではできないので、昼間土を掘って検査しましたが何も発見できず。

次は気温が高すぎたか、と時間をおいて蒔いて・・・同じく発芽してすぐに溶けたようになって終わり。
発芽はしたのだから、蒔き時期が原因ではない。

それじゃ、元肥として使った自家製のボカシ?
ドキドキしながら肥料気のない場所に試し蒔きしたら、育っている。
これだったの?
でも、土に入れてから1ヶ月以上も寝かせて使っているのだから、そんなはずは無いのでは。

試しに買った苗も徐々に貧弱になっていく。
家で蒔いたのより苗が大きいので、症状がはっきり見えます。
葉に穴あきも見えるけれど、どれも芯が異常。
芯の葉がなくなり、土をかけたように。


もしかしたら「シンクイムシ」?
この言葉を頼りにネット検索しました。

芯に土を被せたような、クモの糸を絡めたような、葉と葉がくっついていたら・・・とこちらの症状と合う言葉がいくつか出てきました。
これだ!と、あらためて苗の芯をよーく探索すると
居ました!

芯のかなり深いところです。
細い木の枝で土のようなものをかき出すと、その中にまるまっていました。

2,3mmのごく小さな虫が、それぞれの株から1匹ずつ。
この写真のようなものと、土色のとが。
(土色の撮影に失敗でした)

あー、そうだったのか。
もっと早くに気付いていれば・・・

でも土から顔を出したばかりの双葉は、とてもいじれません。
こんな風に土からでたばかりの苗をいじったら、それが原因で弱ってしまいそうです。
この様子を見るとやはり土の中に居るみたいです。

防除の方法は?
今のところ、農薬しか見つかりません。

このシンクイムシというのは
「メイガ」科の蛾の幼虫の総称だそうです。

メイガ科の蛾っていっぱいいるようなので、ようするに「蛾」には要注意!ということ。
涼しくなって、活動の最盛期は過ぎたらしいけれど、 ハクサイやダイコンの播種適期もすぎてしまいました。あーあ。

今年は専らトウナを食べることに。
これも美味しいので、まぁ、いいか。

ダイコンは?
ゴボーくらいのはできるかな?
それとも葉が柔らかいうちに食べた方がいいかな?

来年への教訓にしま~す。

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