2014/06/06

ねぎの収穫はエンドレス

長ネギはどう栽培、管理をすれば一年中確保できるのか。

通年食べる野菜のほとんどはわざわざ店に買いに行くことはなくなったのですが、ネギだけはだめでした。
「ネギを作れるようになる」ことが我が家の(私の)課題でした。

農村地域の畑を見れば、ボーズが付いたまま又は青々としたネギがいつでもある。
「ネギは買ったことがない」という田舎の主婦(妹)の言葉。
本やネット上の説明では「ネギボウズができたら摘みとる」との説明はあるけれど、その後が無い。


「畑に常時切れずにあって、いつでも使える」にはどうしたら?

いつでも種が売られ、春になれば苗も売られている、2月に種を蒔いて5月ごろ定植をします、というプロの説明等々から一年ごとに育てるものだと考えていたのです。

秋から食べられるようになった葱は春から初夏には硬くなって使えない。これで終わりにすると夏の間の薬味にいつも困るのです。

疑問を抱きながらずーっと考えたり調べたりの結果を総合して、ようやく理解できました。

自家使用を目的とした家庭菜園では、1年ごとに抜き取ることはしないそうです。
もちろん白い部分を食べたいときにはそのまま抜きますが。

販売のために作るものは、育てば根ごと抜いててしまうから、そのまま栽培を継続することは出来ない。だからネット情報や本で「ネギの栽培の仕方」などを見ても、ボウズの後が無い、ということがわかりました。

ネギボウズが出来る頃には硬くなるのはどうしようもないけれど、そのままにしておけばまた新しい葉が出て柔らかいネギが食べられる、というのです。

そういうことなのか!と、やってみました。



ほう!出てきましたねぇ、若い柔らかい葉が。
九条ねぎです。
5月28日-2本のように見えますが、間違いなく同じ根から出ています。


春になれば根元から分岐するんだねぇ。
1本が出来上がって収穫したらそれで終わりじゃないんだ・・・

6月に入った今はこんな状態になっています。


薬味や味噌汁の具にするには十分です。
日々太っているので、加熱調理にだって利用できそうです。

葉先が枯れて褐色になっているのが親ネギで、固くてそのまま食用には向きません。
この葉を摘み取ったらまたここから新芽が出る?

子ネギはこのまま冬まで食べ続けられるのだろうか?
すぐにまたボーズが出て、そしてまた孫が・・?
興味のあるところです。


知らないことがいっぱいです。
疑問を持ちながら色々やってみると、そのうちに解ってくることがあります。
うまずたゆまず・・・まだまだ時間が必要です。

長生きしなくちゃ!

0 件のコメント:

コメントを投稿