去年のサトイモ1株を今(3月末)まで掘らずに畑にそのままにしておきました。
見事に育っていました。
ここはよく陽のあたる暖かい場所だったこともあるのですが、今年は2回の雪を被りました。
でも雪の下は地上より暖かいらしいので問題なかったのかと。
今まで土中での保存は、一旦掘り上げてから別の深めの穴を掘って株の上下を逆さにして埋め、枯れ草や土を盛り上げて凍らないようにしていました。
そんなことをしなくても、そのまま放っておくだけで保存できることがわかりました。
保存できるだけじゃなく、芋が太ってもいた様です。
秋に収穫した他のどの株よりも大きく、一つ一つの芋も丸く大きく太っています。
調理しても問題なく、美味しく食べられました。
冬の間はずっと土が凍りつく地方では不可能と思えますが、ここは幸い暖かい伊豆。
感謝すべき自然の恵みです。
これを今年のタネに使おうと思います。
土を落としたイモを殺菌剤液に浸して、一旦乾燥し、4月に入ってから畑の土の中に。
これで旨くできれば種代が助かり、収穫も必要に応じてすればいいので収穫後の貯蔵の心配もありません。
こんなに大きな株に育てば、2人用なら3株もあれば十分と言えそうです。
サトイモ作りは何年もやってきて、大きな失敗の記憶はないのですが種の購入(高価、質が悪い)と収穫後(秋以降)の保存が悩みでした。
何年も積み上げてきてようやく「そうなんだ」となりました。
まさに、継続は力 なんですね。
普通ならもっと早くに気づいているのでしょうが、常にゆっくりの私はようやく達しました。
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