種の袋には蒔き時や発芽温度の説明はあります。
でも生育環境はほとんど書かれていません。
10月12日に「長崎赤かぶ」を蒔きました。
蒔き時は外していなかったので、発芽は順調。
10月中旬からの生育なので、虫害はほとんどなし。
しかし、秋から冬にかけてはほとんど大きくならず、成長がわかるようになったのは1月下旬辺りからでしょうか。
で、最近の暖かさでどんどん伸びて・・
よくよく見ると、
あ、トウが立っている!
カブの大きさに関係なくぜ~んぶ。
葉はまだヒョロヒョロなのに。
菜の花を見て、春が来たと喜んでいる場合じゃなかった。
コマツナの花が咲いたということは、 カブにもトウが立つのでした。
これ以上畑においても仕方がないので、とりあえず全部収穫。
7~8センチのカブができるハズでしたが、一番大きくて5センチが1個。
予想はつきましたが、切ってみるとやはり。
外皮からすこしはいったところの茶色の線がクセモノで、トウが立つとこれができるのです。
加熱しても硬いのです、ここが。
種蒔きが適期であっても、その後育つ環境になかったら順調には育たない。
要は、トウ立ち前に大きくしてしまわなくてはいけないのです。
日照が無く、気温も地温も上がらなかったから順調な育ちが出来なかった。
暖かくなったからトウができたのではなくて、苗が十分大きくなっていないときに寒さにあったことが原因らしいのです。
寒さのために栄養生長が生殖生長に変わってしまった、というわけかな。
もう来年からは同じことをしてはなりません。
日の当たらない土は、きっぱりと諦めましょう。
同じ場所で「金町小カブ」も栽培中です。
同じ頃の播種で、今まだ6~7cm。
もう行く先は見えました。
無駄な労力を費やしました。
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