2012/06/14

防風箱の効果歴然

梅雨前線と低気圧の影響とかで、12日は小雨の降る寒い日でした。
寒いだけじゃなく、ここでは結構強い風が吹きました。

強風の予報は聞いていませんでしたから、小雨の中をあわてて小苗の支柱をしました。
雨をよけながらバタバタとやったので、見落とした1本は根が持ち上がって倒れていました。
これらはオマケの苗だったので「あーぁ」で終わりなのですが、ショックなのはナスです。

この場所は比較的風が楽なのではと選んだ場所で、葉が大きくなり実も付き始め、「今年は・・」と期待が膨らみ始めていた矢先です。


下の方の葉は全部もぎとられ、枝先の芽までも無くなっています。
今までの日常の中での瞬間的な強風によっても痛めつけられてはいましたが、今回の風は決定的です。

側枝の伸びはまだ支えを必要とするほどではなかったので、支柱は定植時の支柱1本だったのが良くなかったでしょうか?
それにしても葉が持っていかれるのは防げません。

木の負担を減らす為に、1本に一つずつ成っていた実は取りました。


こんなナスに対照的に、風除けをしているキャベツは隆々としています。


50cm×180cmの箱の中で4個のキャベツが窮屈そうに育っています。
風による痛みも虫による穴もありません。
中の葉が巻きはじめてソフトボール大になっていて、外葉は1枚が40cmくらいあります。

順調に育つとこんなに大きくなるものなんですね、驚きました。

「箱入り」とか「温室」というのは人の教育には使わないほうがいいようですが、野菜の形を効率よく仕上げるにはあったほうがいいみたいです。

虫や風の害から守ってやることの必要が、これでよくわかりました。
だからと言って全作物にこのような工作物を作るわけにもいきません。

戸田名物のこの風が少しでも防げればと、半漁クンが、強い日差しに汗まみれになって畑の周りでまた格闘中です。

0 件のコメント:

コメントを投稿