2012/06/02

冷凍のジャガイモでニョッキ

梅雨間近。
新ジャガイモの収穫も間近です。

例によって、今年もたくさん採れる予定です。
一年分の食糧のつもりなのです。


去年収穫したじゃが芋が、春には芽が出てしまい、どうにも食べきることができませんでした。
それを冷凍保存してみました。

芽はきれいに取り除きよく洗って、皮ごと蒸すか茹でて完全に火を通します。
量が多い場合は、圧力鍋を使うと能率的でエコでもあります。

冷めたらそれをそのまま冷凍します。

冷凍室から出して写したので結露してしまいクリアには見えませんが、こんな風に。

丸い大きなものがゴロン、ゴロンと居座るのでちょっと邪魔っけですけど、大事な食料なので・・。

解凍、調理です。
必要な数をお皿にのせてラップなどで軽く被い、電子レンジで解凍&加熱します。

この時のポイントは
・あっちっちになるまで通電することー竹串が抵抗なく通れば大丈夫
一度は火を通してあるからといって、解凍モードでは「冷凍」がバレバレの不味い芋になります。
従って
・お湯に入れて茹でて解凍、もダメ
100度では冷凍前の状態に戻らないようです。

どうせ冷やすのだからと思っても、電子レンジで一旦はしっかり通電します。

その後、冷めないうちに皮を剥いて
ポテトサラダ、ポタージュ、コロッケなどに使います。

短冊に切って炒め物に、という調理はできませんが、さっと煮る程度なら煮物のも使えなくはありません。ただし、崩れてしまっても困らないものに。
つまり潰して使う料理には大変便利です。

ポテトサラダのようなものの味はフレッシュな芋で作ったものには及びませんが、そこは割り切って行かなければ。所詮発芽してしまった芋ですから。


この冷凍ポテトでちょっと毛色の違ったものを作ってみました。
「ニョッキ」です。


本物を食べたことがなかったので、「月間ベターホーム」2012.04掲載のレシピをそのまま使いました。

ジャガイモ料理というより、小麦粉のダンゴという感想。
ニョッキとは、ジャガイモのパスタであるとのこと。
それならこのテクスチャーでたぶんいいのでしょう。

同じような材料と作り方で、「芋もち」があります。
小麦粉の量はジャガイモの1~2割、片栗粉に代えてもいい。
玉子は使わず、加熱方法は茹でてもいいのですが焼くか油で揚げます。
ソースはニョッキと同じでもいいのですが、和風にしょう油と砂糖で甘辛くすると万人向きです。

ジャガイモは主食代わりにしてもいいので、こうして冷凍しておけばご飯がちょっと足りない時にもチン!するだけで食べられ、かなり便利です。

このように素材に近い状態で冷凍保存ができることがわかって、ちょっと自慢したくなったのでした。

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