2011/10/05

日和を見る力


台風15号で、軒下にあっても風に煽られて葉をボロボロに痛めつけられた白菜苗も、畑に移してやるとすっかり元気になってきました。

匠が蒔いて10日ほど育ててくださった後いただいてきた苗と実習として自分で蒔いたものとで、またまた大変な数になっているのですが、保存がきく白菜なので、いっぱい作ろう!と前向きになっています。

夏に蒔いたキャベツと違い、気温がどんどん下がっていくので成長はゆっくりですが、かわりに害虫も少なくなってその意味では育てやすいのでは、とやや楽観。
でも今はまだ緊張して、畑に日参です。

被害の出ないうちに予防的な薬剤使用が効率がいい、と理解して今のところあまり間をおかずに散布するようにしています。

先日も、芽が出揃ったダイコンにも撒いておこうと過去の履歴を調べて薬を選び、調合し、シュッシュッと噴霧していると、ポツリ、ポツリとやってきた。
え?聞いていないよぉ。

空を見上げると黒い雲と白い雲とがダンダラに。
これくれいなら、と苗全部に撒き終わって家にもどったとたん、短時間でも結構な降りに。
こりゃダメだ。明日またやり直し。

日和見主義って良い意味には使われないけど、お日和を見て判断できる力が農には大事なんですね。

報じられる天気予報だけに頼らず、空模様をみて自分で判断しなきゃこんな風に徒労に終わることが何度も、となってしまう。

もうそろそろ薬も不要になるかと期待したのですが、別の畑のダイコンの芯にヨトウらしきものがまだうごめいていました。ネット掛けをしていないので、どうしても薬は多めになってしまいそうです。


ダイコンも今年は今のところ良好。
あくまでも「今のところ」です。



昨年は発芽と同時に融けたような状態になり、まったくできなかったことを思うといくらか進歩したかな?

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