それでも、もう3月6日。
木の芽がぐんぐん膨らんでいます。
うちの仮眠中(の筈)の果樹苗も芽が出始めて、早く定位置に連れてって~と催促していました。
ようやく半漁クンの手が空けられて、昨日の午後は二人で作業をし、13本の苗を何とか暗くなる前にそれぞれの予定地に移すことができました。
印をつけた位置に穴を掘って植えつけていくのですが、傾斜のある山林なので
地中で木の根が絡み合っていて掘りずらい上に
掘るそばから崩れて穴が埋まってしまう。
とても教科書にあるような植え方はできません。
傾斜地しか無いのだから仕方が無い。
日当りだけは確保して、後はずり落ちないように頑張って根を張ってくれるのを期待しよう。
根の生長には木灰がいいとの情報があったので、ストーブから採れた灰と炭を底土に混ぜました。
炭は赤土の改良にいい、とのことです。
これは13本のうちの1本、サクランボです。
左側が本体で、右側の太いのは支柱です。
支柱にはビニールを巻いて、それをテープで止めています。
何でこんなに支柱を保護するのかと言うと
「風」です。
ここの風はハンパじゃないんです。
4kgはありそうなゴムマットが、それも隅を石で押さえてあったのに、吹き飛ばされてしまうのです。
家全体が揺れることもあります。
だから、小さな苗が風に揺られて支柱にぶつかり、傷が付かないようにビニールを巻いたという訳です。
だから支柱を保護しているように見えても、保護しているのは苗木なのです。
こんな作業が必要なんて思っても見ませんでした。
たっぷり半日かかって、まだ少し今朝の仕事に回したものもありました。
しっかり大事に育てて、美味しい実ができたら喜びもひとしお。
それにしても、万一、これらが全部生長して実を付けたら食べきれるのだろうか!
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