2010/09/16

秋の風情-エノコログサとタデと

2日前までは残暑でフーフー言っていましたが、昨日、今日と雨が降り、グンと涼しくなりました。

夜は窓は全部締め切り、夏用ですがお布団をかけて寝ました。
今は靴下を履いています。
こんなに急激に気温が下がらなくとも良いものを。


エノコログサ、特に珍しくもきれいというほどのものでもないのですが、この姿は秋の風情をよく感じさせてくれます。この雰囲気が好きなのです。

別名ネコジャラシともいいます。
その名のように、猫の顔の前で穂の部分を細かく揺すると飛びついてじゃれます。

もっとも、紐などを揺すっても飛びつきますけど・・・
だから野性のある猫はヘビを捕まえてくるのです。
完全にペットになっちゃっているネコチャンは、そんな勇敢なコトはできないかも。
(テーマから反れましたね)

こちらはタデ。
やはり秋の雰囲気を持った草です。


タデというのはとても種類が多いようで、これは正式に何タデなのかよく分かりません。
草丈が150cmくらいあり、花穂は5cmほど。
花の色は薄いピンクで、茎も赤紫です。

ハルタデかと思いますが、確実ではありません。
タデの中では大柄で、花色も地味。
他にも別種のタデらしいものがいくつか見つかります。

子供の頃、この穂先をしごいて集めアカマンマといってお赤飯に見立てたままごとをして遊んだ記憶があります。
家の周りにある草花を遊びの道具にしながら、草花の名前や姿、形を自然に覚えたものです。
今の子供たちは、草花に触れる機会もないようです。
自然の生態を何も知らずに大人になっていくことは、私からするとちょっと恐ろしい気がします。


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