2012/07/13

メークイン凶作

10日、ジャガイモを掘り上げました。
地上部の成績が良くなかったので、より遅くまで土の中でと待って待って。
上部がほとんど無くなったのと、今日から暫くは雨が続くとの予報だったので、昨日クワを入れました。


今年のタネはすべて食用に売られていたものを使ったので、どんな結果が出るか興味深かったのですが、男爵芋ではタネ用と食用との違いは確認できませんでした。
ということは、タネ用として売られているものでも食用の芋でも変わりなかったのでした。

メークインの出来がひどく悪かったのですが、原因はわかりません。

定植前の畑にはどちらもバーク堆肥と木灰を鋤き込みました。
追肥は無しです。

男爵は、1個40g前後の小さな芋をそのまま埋めました。
これで3ヶ月半育てて
タネ7kgに対して収穫がおよそ36kg。だいたい5倍なので良い出来ではないけれど昨年とおよそ同じ比率。例年こんなものではと思います。



メークインは、タネ用が大きかったので1/2から1/4にカット(芽の位置は確認して)して植えました。
タネ2.5kgに対して収穫は4.5kg。(写真の目方は風袋込み)


木がとても貧弱で1箇所からの芽が1~2本、途中「芽かき」するほどの数の芽は出なくて、その芽に花が着きました。
花は摘み取りました。

最初から結果が期待できない状態でした。
案の定、地上部が消滅してしまったものもあり、掘っても芋が全く出来ていないのも幾つかありました。

男爵はまぁまぁの出来だったのですから、たぶん「食用をタネにした」ことが原因ではないでしょう。

この場所の前作はキャベツでした。
その時に大量に害虫が発生したのですが、それが関係しているのか?

芽の数が少なかったのは、種の芋が小さすぎた?

鍬を入れたときの土の状態はむしろ男爵より良かったのです。
ジャガイモは何年も作っていますが、こんなひどい出来は経験がありません。

この次までには調べて見ましょう。


気を取り直して、収穫記念に新ジャガをいただきました。
ジャガイモに関しては、「新」はあまり誉められませんね。

暫くは炒め物にでも使いながら、美味しくなるのを待ちましょう。

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