うちの近くにアブラギリの群生地があります。
今日そこを通ると花が咲き初めていました。
アブラギリ・・ここに住むまでは耳慣れない名前でした。
そこにある案内板やら、ネットやらで調べてみると
「中国から渡って来たものが野生化。主に西日本以西に自生し高木となる。
実から取れる油が塗料などに使われた。食用にはならない。」
などが分かりました。
そうすると、この辺りは自生の東限なのかも知れません。
海に流れ込む沢沿いに、(海辺にまであるかどうかは不明)山頂近くまで自生しています。
よく知られる桐(アオギリ)の花は薄紫ですけど、これは白い花。
近くで見るととてもきれいな花のようですが、背が高い木なので下から見上げるようになり、細部までは見えません。
下の方に伸びた枝に向かって目いっぱいズームにして、ここまでです。
まだ咲き始め、満開になれば沢筋は真っ白になり見ごたえがあります。
また、初夏というと連想される花木はウツギです。
♪卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて・・・夏は来ぬ
と歌われるように入梅と前後して咲き出すのがウツギ(卯の花)
これです。
あぁ、あれ、って気がつく人も多いのではないでしょうか。
山の斜面に真っ白にしだれ咲く姿は目を惹きます。
一口にウツギと言ってもとても色々な種類があるのだそうです。
同じ真っ白なものでも、花の形やつき方の違うものが少なくとも2種類はあることが分かりました。
他にも、ノリウツギは白でもちょっと地味な暗いグリーンがかった白。
ハコネウツギとかニシキウツギ、タニウツギなどは紫がかったピンクが入るのでとても艶やかです。
垣根に使われる卯の花はどれでしょう。
私はウツギの垣根ってまだ見たことがありませんが、この時期にはさぞきれいでしょう。
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