2011/03/30

旅だち、不安

オオシマザクラ?

3月28日、次男の就職先の会社が指定する引越し日。
天気は大丈夫か、荷は積みきれるか、路上は2台とも首尾よく走れるか?などなど不安を抱えながら緊張して迎えたその日でした。

天気は上々、産廃物運搬車状態になった軽トラックも入念な荷造りで危なげなく走行、若葉マークの息子の車も渋滞にひっかかりつつも何とか集合時間に間に合って、予定通りに無事運び込み終了。

転居作業の、当日の私たちの手間分は一日で終わることができて、ほっと安堵です。
大仕事が済んだ、という気持。
新居は社宅用のアパートですが、今までよりは広く明るく、使いやすそうでした。
周りの住人も同年代がいっぱいで、それも親として安心。(根拠はなく、なんとなく)

これで二人の子の養育が終了。32年間の養育が終わったのです。
長かったような、短かったような・・・
一人当たり22年はすぐですが、私たちの場合二人育てて合計32年は振り返ると・・・長かった。

もう何があっても責任はすべて本人、と自分に言い聞かせながらも
大丈夫かな、社会人としてちゃんとやれるんだろうか、という不安(本音)とが入り混じる複雑な気分です。

親としての責任はなくなったものの、息子の身の安全に対する心配はそれ以上。
その会社は清々と広がった海辺の地にあり、浜岡原発がお隣みたいに近いのです。


「津波と原発事故だけは、何を置いても逃げなさい!」というのが精一杯のアドバイス。
昔から「津波はテンデンコに」という言葉があるそうですから、とにかく自身の安全をと言うことで、この際良しとしていただきます。

神や仏に祈ってみてもどうにもなりませんから、原発所有者の中部電力さんに切にお願いします。
どうか、本気になって対策を講じてください!

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